いやな雨漏り
暑い日が続いてます。
いかがお過ごしでしょうか?
仕事がら雨漏りで困っているという相談をお受けする事があります。
先日もfacebookでご相談をいただきました。
いかせて頂くと大抵、建物のどこかにすき間や穴が空いています。
そのすき間や穴から雨水が入って雨漏りを起こしています。
そのすき間や穴がコーキングで塞げる程度の大きさなら、
処置できるのですが、 大きすぎると残念ですがコーキングではどうする事もできません。
「それではどうすれいいのですか」ときかれます。
処置としては大きく分けて二つあります。
1つ目は外壁を剥がして建物の内部の梁等から直す方法
2つ目は現状はそのままで外壁や屋根の外側から覆いかぶす方法
では詳しく説明しますね。
一つ目方法は壁や屋根を剥がして
雨水が内部まで侵入して中の柱や梁等が腐食してないか確認し、
腐食しているときは 腐食している所を新しいものにして
外壁や屋根を新しく張り替える方法です。
二つ目は壁や屋根の内部は見ずに
既存の壁や屋根の外側から新しい外壁材や屋根材を貼る方法です。
一つ目と二つ目どちらも雨漏りは止まります。
それぞれ長所、短所があります。
まず、腐食の状態等にもよりますが予算がかなり変わってきます。
一つ目の方が高くなります。
そしてもうひとつの違いは家自体への負担が変わってきます。
二つ目のやり方だと元々ある屋根や外壁と外側に貼った外壁や屋根の重みがたてものにかかります。
長い目で見ると柱や梁への負担がその重みの分負担になります。
これって案外後々寿命が変わってきます。
じゃあ、どちらがおすすめなの?ということですが・・・
それはその先のライフスタイルにあわせて選ばれる事をおすすめします。
一つ目の腐食した柱や梁もやり替える方法は施工後建物は長持ちします。
だから、子供さんが小さくてというような、
まだまだその家に住まれるような方はおすすめです。
逆にその家にあまり長く住むつもりがないのであれば
そこまでしなくてもいいと思います。
そいうときは予算が少なくすむ二つ目の方法がいいんではないでしょうか?
どちらにしろ雨漏りの相談を受けるときは
その先のライフスタイルを考える時期が多いように思います。
あ、それともう一つの方法があります。 それはそのまま置いておくというやり方です。
雨漏りしてるからといっても生活はできます。
長いスパンで考えないのであれば、
雨が降ればバケツを置いてしのげばいいのですから・・・
気をつけるのは壁や天井に貼ってある部材が剥がれてくるのと
電気関係に雨水が掛かって漏電しないかという事を
注意すればいいんじゃないかと思います。
雨漏りでお困りのかたの参考になれば嬉しいです。
谷垣徳憲'
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